私が使ってる魚突きの道具はジャックナイフさん(魚突きの道具を売っているお店です)で教えてもらった知識がベースになってます。
「どんな道具を使っていますか?」「道具紹介してください」という質問を最近よくいただくので僭越ながらまとめさせていただきました。ただ魚突きの道具はより使いやすくより安全なものへ年々進化しています。あくまでもベテランでもなんでもない私が使っている道具の紹介とさせてください。
★潜る前に使ってるもの
〇双眼鏡(海にブイが浮いてないか、潜る付近に釣り人はいないか、肉眼では確認が難しい遠い場所をできるだけ丹念にチェックします。ブイや釣り人がいる時は潜りをあきらめて場所移動します)
〇ホットジェル (ジェラルドレギュラー 水温が低い時期)
〇日焼け止め(あんまり効果ないけど使ってます)
〇マスクの曇り止め(スイマーズデミスト)
〇アネロン「ニスキャップ」(波酔いするので酔い止め薬)
★海の中で使ってるもの
〇手銛(ジャックナイフ製のファルコン2本継 全長約3.7m フルチタン金具)
〇羽根式銛先
〇アメゴム(手当と銛側の接続はヒバリ結び)
〇ウェットスーツ(イマージョン2ピースSERIOLE STRECHY 5.0mm CAMO)真夏は3mm使ってます
〇手袋(ホムセンで売ってるもの)
〇ブーツ(GULLのミューブーツ3mm)
〇ロングフィン(マレス コンコルド)
〇ウエイトベルト(バックル式にしてます)
〇マスク(ヴィリサン) 水中撮影するのでゴープロがセットできるものにしてますがカメラなしなら内容積の小さいものがいいです)
〇スノーケル(IST 大人用 ドライスノーケル SN-203)
〇フロート(レスキューフロート ハードタイプ)メチャクチャ使い勝手がいいのでかなりおすすめです
〇ストリンガー(ジャックナイフ製)フロートにぶら下げてます
〇スポーツドリンク500ml(海上での水分補給は大事だと考えてます。もしも潮に流されてしばらく陸に戻れなくなった場合も命をつなぐために)
〇ナイフ(サビナイフ9 シャークレイ)突いた直後の脳天締めと血抜き、陸に上がっての腹出しで使ってます。前はオマーのmini laser使ってました。
〇Omer Knife Scissor(もしもの水中拘束で使用するためのハサミ型ナイフです。ウエイトベルトに装着してます)
〇ダイブコンピュータ(Sporasub SP1)
〇ゴープロHIRO4
〇水中ライト(GENTOS(ジェントス) 防水型 LEDダイビングライト)もっといいのあると思います
チョッキ式が主流みたいですが私は羽根式の銛先を使ってます。ジャックナイフ製のβチタン銛先と自作のステンレス銛先をその日の気分で使い分けてます。
左が夏用の薄手、右が水温が低いときにしている厚手の手袋
ウエイトベルトにはロープなどの水中拘束から脱出するためのステンレス製のハサミを装着してます(非常時以外使うことはありません)
錆びに強く、かなり切れます
脱落防止処理をしてます
フロートラインは20mくらい巻いてます。右側のマグロフックにはストリンガーを、その下の黒い紐にはスポーツドリンクをヒバリ結びで取り付けてます。(黒い紐はジャックナイフさんで売っている緩みにくいヒバリ結び用ラインを使用)
20mのうち通常は15mくらいしかライン出しません。
残り5mはワンタッチで開放できるようにこのように固定しています。いつもより深いとこに行く時だけ開放します。
ちなみにラインはすべて芝刈りライン(3mm径)で、手銛側から5mはシリコンチューブに通し、 + 中間フロート + 10m + 深場用に5mって感じでトータル20メートルです。
魚を確保するストリンガーには海から上がってその場でウロコが獲れるようにウロコ取りと予備の先端チップ、予備の羽根式銛先、ユーティリティ金具(狭い場所でショート手銛にする用)を常備してます。
現在使っているのはG・サカイ サビナイフ 9 シャークレイ(上)で、前はオマーのMini Laser(下)使ってました。
★海から上がって使ってるもの
〇真鍮 ウロコ取り (大) だいたい現地でウロコとってます
〇クーラーボックス 秀和(SHU-WA) 35L (保冷効果高いです。私が突く魚のサイズであればこれで十分な大きさです)
〇ポータブルシャワー
〇ポリタンク10L&イグナイトのポリタンク保温ケース(潜った後あったかいお湯でシャワーしてます)
69㎝のコロダイも少し曲げれば問題なく入りました
充電式のポータブルシャワー。メーカーと製品名はわかりませんでした
ポリタンク10L&イグナイトのポリタンク保温ケース
シャワーでだいたい6リットルくらい使います