みなさん、自分の肺活量知ってますか?私は知りません。学生時代に体力測定で図ったのが最後、まったく記憶に残っておりません。社会人になってからも測定する機会なんてないわけで。
自分の肺活量を知りたい人って結構いると思うんですよね。300人に一人くらいは。スポーツマンや楽器やってる人や、私みたいに海に潜って息を止めるのが好きな人なんかですね。
今回は簡易的な測定方法を思いついたのでご紹介です。(あくまでも簡易です)
用意するもの。
・でっかい鍋などの容器
・計量カップ
・風船。またはビニール袋 (←風船は吹き込む力でロスが出てる気がするのでビニールがおすすめ)
この3つです。
まず鍋に布テープを貼って、布テープの下のラインまで水を入れます。水の量は少なすぎず多すぎずです。(ちなみにこの鍋は40センチくらいの大きなもの)
布テープの下のラインまで水が来てますね。
次に100均で買った大き目の風船をくわえ、中の空気を全部吸い取ります。これ重要。
風前の中の空気を完全に吸い取ったら、大きく息を吸って風船を思いっきりふくらまします。風船の中に吐き出した空気の量が肺活量というわけです。
次に風船を手で押さえつけて水の中に沈めると水位が上がります。風船が水の中に完全に押し込まれた状態のとき、どこまで水位が上がったか印をつけます。(風船が指の間に食い込んでうまくいかないときは平らな蓋などで押し込むといいかも)
水位が上がった位置に布テープを貼りました(右上の布テープ)。つまり風船を入れると左下の布テープの下ラインから、右上の布テープの下のラインまで水位が上がったということになります。この2つのラインの間の体積が肺活量の大きさということになります。
風船を取り出した後、右上布テープの下ラインまで計量カップで水を入れていき、どれくらい水が入ったかを計算すれば自分の肺活量がわかるというわけです。
水を入れていきます。
今回は500mlの水が7回分と250ml入ったので、合計3750ml水が入ったことになります。つまり私の肺活量は3750ccということですね。
初めに書いたのですがあくまでも簡易測定ということで。風船入れた後につく水滴の量で誤差がでたり、水圧で実際は風船が小さくなったり(たぶん1~1.5%くらい縮小)、うまく風船が水の中に入らなかったりで、多少の誤差はありますが参考程度には十分じゃないかなと思っています。十分ですよね?だってほぼタダですし。
ちなみに風船じゃなくてもこのようにビニール製の買い物袋でも測定は可能です。もちろん測定前は風船と同じように中の空気を完全に吸い取ってください。
ちょっと前から肺活量が大きくなるというトレーニングを信じて、毎日実践しているので半年後、1年後にどれくらい変化があったかまたご報告できたらと思います。
■追記
水を入れる容器は25リットルくらいのバケツでやれば容量的に安心です。息を吹き込むビニール袋もダイソーで売ってる50号サイズが扱いやすくていいです。